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読みました!『「有名人になる」ということ』-勝間和代ー [読書!]


「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/04/28
  • メディア: 新書



新刊が出るとついつい買ってしまう私は立派なカツマー^^。
2012年4月30日に発売されたばかりの本なので、レビューを。

なりたい?なりたくない?どちらが多いのだろう。
「なりたいよ、そりゃなりたいよ。」と思わず手に取ってしまった私。
そこがすでにうまい。さすがですね。

さてさて内容ですが

第1章 有名人になるメリットとデメリット
第2章 有名人になる方法
第3章 有名人をつくる人たち
第4章 有名人としてのブームが終わるとき

以上の4章立て。


第1章 有名人になるメリットとデメリット

有名人になることの金銭的メリットはプライバシーの侵害に見合う程度。
最も大きなメリットは人脈の広がりによるチャンスのひろがり。
発言力がつき、やろうと思ったことが実行しやすくなる。
それは有名人であることが信用につながっているからだ。
最大のデメリットは見知らぬ人からの攻撃が日常になること。

有名人=お金持ちではない。

私のイメージでは少なくとも有名人≒お金持ちにはなるのかな、
と思っていたのですが、勝間さんの書き方だとそうでもなさそう。
ここは意外な点でした。

ただ有名になることで、宣伝効果が上がることに付随して、
本が売れる、講演料が上がるなどお金持ちになる芽が
育ちやすくなるということらしい。
有名人になったメリットを生かして、プラスαがないとお金持ちには
なれないとのこと。そっかー。納得。

有名な方で精神的に参ってしまう人が多いのは、
デメリットの部分が大きいから。
それでもあなたは有名人になる決意が出来ますか??


第2章 有名人になる方法

それでもなりたい!という人にはお待ちかねのこの章。
有名人になるには、自分の商品性を把握し、顧客・競争相手を特定する。
ターゲットとする市場を把握し、位置づけを行う。
売りこむ為のサービスを開発し、プロセスを管理する。
そのサービスを普及させる為の、適切なチャネルを見つける。
サービスに適切な価格をつけ、品質を保証する。

商品性を磨き続けること×その商品があることを発信し続けること

を繰り返していれば、市場は意外と早く見つけてくれる。
市場は常に新しい商品を欲している。
なりたいなぁ程度ではなれない。出来ることは全てやる。
労力で賄えることは全てやる。じゃんけんを続ければ必ず勝てる。

有名人になるということは自分がどれだけ伸びることができるか、
何を社会に貢献できるのか、誰の役に立てるのか、誰のチャンスを
広げることができるのかという「めやす」であり、
そのために自分が何をいつ、どこまでやらなければならないのかを
考え続ける作業を自分に課すことである。


第3章は割愛し・・・。


第4章 有名人としてのブームが終わるとき

ブームはいつか終焉を迎える。その最も重要な要因は
“おおむね、一人のコンテンツを3~5くらい手に入れると、
「大ファン」でない限り、お腹がいっぱいになる”ところにある。
私自身思い当たる節がありますね。非常に納得しました。
そして少なくとも5冊は勝間本を読んでいる私は、大ファンってことに
なるのね、と胸を張ってオープンにする覚悟を決めました
・・・って大袈裟ですね^^;。

ブームになるとEasyなアウトプットでも売れてしまう。
そしてファンが離れる。ブームがブームの終焉を招く。
だから品質を維持し続けることは大事だが、
それまでの蓄積で一度ブームを迎え、
一旦全てをアウトプットしてしまうと、内容が薄くなってしまうのも必然。
これはなかなか難しい問題だ。

そして市場は常に新しいものを求めている。

必ずブームは去る。
今のファンは自然減するから、新しいファンを増やす。

「自分が心から大好きなことを表現すると、
結果はあとからついてくる。」

大好きなことはどんどん吸収出来る。
どんどん吸収して、良質なアウトプットが出来るから、
仕事も呼び込める。


有名になることは幸せを保証しない。

有名人は不可逆。ブームが去っても元有名人になるだけで、
有名人の冠は外れない。
一度なってしまうと、二度と足を洗えないビジネスである。

有名人になることをゴールにするのはとても危険。
その上で何をしたいのかが大事。
一度しかない人生、どんどんチャレンジしよう
有名になるからには周りを元気づける元気玉になろう。
有名×幸せの輪をどんどん広げよう!


どうですか??元気になれましたか??

勝間さんについては好き嫌いが分かれることは知っています。
なので、自分はカツマーですとなかなか言えないところもありました。
でも私は好きです。
何十キロも自転車で走って、バイクに乗って、スカッシュして、
日に4・5冊は本を読む。そして3児の母。
どこからそんなパワーが生まれるんだ?実践出来るんだ?と
単純に感心し、尊敬出来るんです。すごいですよね。
私もまだまだ出来るはずと素直に頑張ろうって思えるんです。

有名人になる!ことに主眼を置いてかかれた本ですが、
今の私にも十分な示唆を与えてくれた1冊です。
人脈を広げ、チャンスをつかみ、自分の売りを見つけアピールし、
人の役に立つ。大好きなことを追求する。
書かれていることを実践していけば、
サラリーマン生活も輝けるのかなと思います。

この本を読んで・・・
そもそもそこまで好きって思えるものが私にはあるのかなと
いつもの壁にまたぶつかってしまった気がします。
自分と向き合うのが恐いのかな・・・。まずはその覚悟からですね。
この本を読んだからには有名人になりますよ、私(笑)。


勝間さんのHPはこちらから!

追)Twitterで勝間さんがありがとうコメントをくださいました!!感激!
  次回作もレビューすることに決定しました(笑)。(2012.5.21)

追2)Facebookにもコメント頂きました!ますますやる気(^^)b
  ありがとうございます!(2012.6.8)



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